トルーマン・カポーティとは?
とるーまんかぽーてぃ
トルーマン・カポーティは、20世紀アメリカを代表する作家で、ノンフィクション小説の先駆けとなった『冷血』や短編の名作で知られます。
トルーマン・カポーティ(Truman Capote、1924〜1984年)は、アメリカ合衆国の小説家・ジャーナリストです。南部ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれで、複雑な家庭環境の中で育ちながらも文才を開花させ、10代から短編小説を発表し始めました。
最大の代表作は、1966年に発表した『冷血(In Cold Blood)』です。1959年にカンザス州で起きた一家4人惨殺事件を徹底取材し、犯人の逮捕から死刑執行までを克明に描いたこの作品は、「ノンフィクション・ノベル」という新たなジャンルを切り開いたと評価されています。事実をドキュメントとして伝えながら、小説的な文学性を持つ独特のスタイルは当時センセーションを巻き起こしました。
他にも代表作として、主人公ホリー・ゴライトリーの自由奔放な生き様を描いた中編小説『ティファニーで朝食を』(1958年)があり、オードリー・ヘプバーン主演の映画化でも世界的に有名です。また、南部の少年時代を振り返る自伝的短編『クリスマスの思い出』は、今も読み継がれる名作です。ニューヨークの社交界と深く関わりながらも晩年はアルコール依存に苦しみ、1984年に60歳で亡くなりました。
使い方・例文
「カポーティの『冷血』は、事件ルポと小説が融合したノンフィクション・ノベルの代表格として、ジャーナリズム論や文学の講義でしばしば引用されます」。
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