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トリハロメタンとは?

とりはろめたん

トリハロメタンとは、水道水の塩素消毒の際に有機物と塩素が反応して生成される副産物で、発がん性が懸念される化合物群です。

トリハロメタン(Trihalomethane、略称THM)とは、水の塩素消毒過程で、水中に含まれる有機物(腐植質など)と塩素が反応することによって生成される化合物の総称です。クロロホルム・ブロモジクロロメタン・ジブロモクロロメタン・ブロモホルムの4種類が主成分です。

トリハロメタンが問題視されるのは、動物実験で発がん性が確認されているためです。日本では水道法に基づく水質基準が設けられており、総トリハロメタンの濃度は0.1mg/L以下と規定されています。各事業者は定期的に水質検査を行い、この基準値以下に管理することが義務付けられています。

トリハロメタンの生成量は以下の要因によって変動します。

  • 原水中の有機物濃度(腐植物質が多いほど生成量が増える)
  • 塩素添加量と接触時間
  • 水温(高いほど反応が促進される)
  • pH(アルカリ性で生成が促進される)

水道事業者は、高度浄水処理(活性炭処理・オゾン処理)の導入や、前塩素処理の廃止、原水の適切な管理などによりトリハロメタンの低減を図っています。家庭レベルでは、煮沸によってある程度揮発させることができますが、長時間煮沸は逆に濃縮される場合もあるため注意が必要です。

使い方・例文

夏になると河川の原水中の有機物が増加し、塩素消毒との反応でトリハロメタンの生成量が増えるため、浄水場では高度処理によってその濃度を水質基準以下に抑える管理が行われる。

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