本文へスキップ

オゾン処理とは?

おぞんしょり

強力な酸化力を持つオゾン(O₃)を用いて、水や空気中の細菌・ウイルス・有機物などを分解・除去する処理技術のことです。

オゾン処理とは、酸素分子(O₂)に比べて不安定で高い酸化力を持つオゾン(O₃)を利用し、水・空気・食品・排水などに含まれる微生物・有機汚染物質・臭気成分を酸化分解する処理技術です。

オゾンは処理後に酸素へと自然分解されるため、残留薬品の問題が少なく環境負荷が低い点が特長です。塩素処理と比べて消毒副生成物(トリハロメタン類など)の生成が少ないことも利点として挙げられます。

主な用途は以下のとおりです。

  • 上水道・浄水処理:かび臭・カルキ臭の除去、農薬・微量有機物の分解に利用されます。
  • 排水処理:難分解性有機物や色度成分の除去に用いられます。
  • 食品・医療:殺菌・漂白・脱臭目的で使われます。
  • 室内環境:建物の脱臭・除菌に応用されます。

オゾンは現場で電気放電や紫外線照射によって発生させるため、輸送が不要である反面、過剰濃度では人体・設備への悪影響があるため適切な濃度管理と換気が必要です。水処理においては生物活性炭(BAC)と組み合わせた「オゾン+BAC処理」が高度浄水処理の標準的な手法として普及しています。

使い方・例文

大都市圏の浄水場でかび臭を取り除くためにオゾン処理が導入されているほか、業務用冷蔵庫や医療施設の脱臭・除菌にもオゾン発生装置が活用されています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語