トランスポンダとは?
とらんすぽんだ
トランスポンダとは、外部からの電波信号を受信すると自動的に応答信号を返送する装置で、航空・航海・鉄道などの位置確認や識別に広く使われます。
トランスポンダ(transponder)とは、外部から送信された電波や信号を受信すると、自動的に応答信号を返す装置です。「transmitter(送信機)」と「responder(応答器)」を組み合わせた造語で、自動応答送受信機とも呼ばれます。
トランスポンダは航空・海運・鉄道・宇宙開発など幅広い分野で使われており、主な用途は以下のとおりです。
- 航空機:航空管制レーダーからの問い合わせに対して機体コードや高度情報を自動送信し、管制官が多数の航空機を識別・管理できるようにする
- 船舶:AIS(自動船舶識別装置)と組み合わせて位置・針路・速度情報を送信する
- 鉄道:線路上に設置された地上子と列車側の車上子が通信し、速度照査や位置検知を行う(ATC・ATSシステムで活用)
- 衛星通信:通信衛星が地上局からの信号を受信・増幅して別の周波数で送り返す中継器としても機能する
自動車の高速道路料金所で使われるETC(電子料金収受システム)も、広義のトランスポンダ技術を応用したものです。小型・軽量化が進んでおり、RFIDタグも原理的にはトランスポンダの一種です。いずれも「問い合わせに自動応答する」という基本原理は共通しています。
使い方・例文
航空機に搭載されたトランスポンダは、管制レーダーからの電波を受けると機体の識別コードと高度を自動送信し、管制官がスクリーン上で各機を区別できるようにします。
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