トラッヒトとは?
とらっひと
トラッヒトとは、ドイツ語圏の伝統的な民族衣装の総称で、地域ごとに異なるデザインが受け継がれています。
トラッヒト(Tracht)とは、ドイツ・オーストリア・スイスなどのドイツ語圏に伝わる伝統的な民族衣装の総称です。「身にまとうもの」を意味するドイツ語に由来し、地域・職業・宗教的背景を反映した固有のデザインが各地で受け継がれています。
最もよく知られているのはバイエルン地方のスタイルです。女性用の「ディアンドル(Dirndl)」は、コルセット状のボディス・ブラウス・フレアスカート・エプロンで構成されます。男性用の「レーダーホーゼン(Lederhosen)」は革製の半ズボンにサスペンダーを合わせたスタイルで、膝上丈と膝下丈があります。
トラッヒトが着用される主な場面は以下のとおりです。
- オクトーバーフェスト(ミュンヘンのビール祭り)などの地域祭り
- 結婚式や洗礼式などの冠婚葬祭
- 教会行事や地域の伝統行事
- 観光地でのホスタリティ・サービス
近年はモダンにアレンジされたトラッヒトもファッションとして若い世代に受け入れられており、地域アイデンティティの象徴として再評価されています。日本ではオクトーバーフェストの普及とともに認知度が高まっています。
使い方・例文
ミュンヘンのオクトーバーフェストでは、来場者の多くがディアンドルやレーダーホーゼンを着て参加しており、トラッヒトを着ることが祭りを楽しむひとつの慣習となっています。
この用語をシェア
最終更新: