コルセットとは?
こるせっと
コルセットとは、ウエストを細く見せるために胴部を締め付ける下着・補正下着で、ファッション史において長く用いられてきたアイテムです。
コルセット(corset)は、主に胴回りに装着して体型を整えたり、ウエストを強調したりするための補正下着です。素材や骨組みによって形が保たれ、着用者のボディラインを外見上変化させる効果があります。
歴史的には中世ヨーロッパから存在が確認されており、16〜19世紀のヨーロッパでは女性の正装に不可欠な存在でした。鯨のひげや金属製の骨(ステイ)をびっしりと縫い込んだ構造で、ウエストを極限まで絞り込む「砂時計シルエット」を作り出すために使用されました。着用により呼吸が制限されるほど締め付けが強いものも多く、健康への影響が問題視され、19世紀末から20世紀初頭にかけて廃れていきました。
現代のコルセットは用途や形状によって以下のように分類されます。
- ウエストニッパー:ウエストラインだけを整える小型のもの
- オーバーバストタイプ:胸〜腰をカバーする全体型
- アンダーバストタイプ:胸の下から腰にかけてのタイプ
- ファッションコルセット:下着としてではなく外見に見せるデザイン重視のもの
近年はファッションアイテムとして服の上から着用するスタイルも定着し、ゴシック系やロリータ系ファッションのほか、カジュアルなコーディネートにも取り入れられています。また、腰痛対策や産後の体型ケアなど医療・健康目的の補正ベルトもコルセットと呼ばれることがあります。
使い方・例文
ドレスのウエストをくっきり見せたいときや、ゴシックファッションのコーディネートで、ブラウスの上からコルセットを重ねて着用する場面でよく登場します。
この用語をシェア
最終更新: