本文へスキップ

トビ属とは?

とびぞく

トビ属とは、タカ目タカ科に属する猛禽類の一グループで、広い翼で上昇気流を利用して滑空しながら獲物を探す鳥の仲間です。

トビ属(Milvus)は、タカ目タカ科に含まれる猛禽類の属であり、日本ではトビ(トンビ)として広く親しまれています。ユーラシア大陸アフリカオーストラリアなど広範囲に分布し、代表種としてトビ(Milvus migrans)アカトビ(Milvus milvus)が知られています。

トビ属の特徴は、翼を大きく広げて上昇気流(サーマル)をとらえ、ほとんど羽ばたかずに長時間滑空する飛行能力にあります。尾羽がV字形または浅い二叉になっていることが外見上の識別点のひとつです。体長は50〜70センチ程度で、褐色系の羽色を持ちます。

食性は雑食性に近く、魚・小動物・昆虫のほか、動物の死骸(腐肉)や人間の残飯も利用します。そのため、港や海岸・田園地帯など人の暮らしに近い場所でもよく見られます。日本では「とんびがタカを生んだ」ということわざにも登場するなど、文化的にも身近な鳥です。

アカトビはヨーロッパで個体数が激減した時期があり、保全活動の対象として知られています。トビ属はその適応力の高さから生態学的にも重要な位置を占める猛禽類です。

使い方・例文

「海岸でトビ属のトビが旋回しながら漁港の魚のくずを狙っていた」というように、トビ属は日常生活のなかでも観察できる猛禽類として登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語