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データ同化とは?

でーたどうか

データ同化とは、観測データと数値予報モデルの計算結果を統計的に融合し、大気の初期状態をできる限り正確に推定する手法です。

データ同化(Data Assimilation)とは、気象観測データと数値予報モデルによる短時間予測(背景場)を統計的・数学的に最適結合し、大気現在状態をできる限り正確に推定する手法です。数値予報における「初期値作成」の核心技術です。

なぜ必要か
数値予報の精度は初期値の品質に直結します。しかし観測網には空白域があり、観測値には誤差が伴います。一方でモデルは観測のない場所でも物理法則に基づく推定値を持ちます。データ同化はこの両者を誤差の大きさに応じて重み付けして融合し、最良推定値(解析値)を求めます。

主な手法

  • 最適内挿法(OI):観測点周辺の格子点値を統計的に補正する古典的手法
  • 3次元変分法(3D-Var):3次元空間で解析値をコスト関数最小化により求める
  • 4次元変分法(4D-Var):時間軸も含めた4次元でコスト最小化を行い、より高精度
  • アンサンブルカルマンフィルタ(EnKF):アンサンブル予報から誤差共分散を推定する確率論的手法

取り込む観測データ
地上気象観測、ラジオゾンデ、気象衛星(輝度温度・風)、航空機観測、ドップラーレーダー、GPS水蒸気など、多種多様なデータが同化されます。

意義
データ同化技術の進歩は、この数十年で数値予報精度を飛躍的に向上させた主要因のひとつとして気象科学界で高く評価されています。

使い方・例文

気象衛星ひまわりが観測した赤外輝度温度データを数値予報モデルに同化することで、台風の進路・強度予測精度が高まる仕組みがデータ同化の典型的な応用例です。

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