デルタIVヘビーとは?
でるたふぉーへびー
ULAが運用した世界最大級の使い捨てロケットで、最高機密クラスの米政府ペイロードを軌道に届けてきました。
デルタIVヘビー(Delta IV Heavy)とは、アメリカのULA(ユナイテッド・ローンチ・アライアンス)が開発・運用した大型の使い捨てロケットです。デルタIVロケットのコアブースターを3本束ねた「トリプルコア」構成が最大の特徴で、打ち上げ能力を大幅に向上させています。
推進剤には液体水素と液体酸素を使用し、RS-68エンジンを各コアに1基搭載します。低軌道(LEO)へは約28トン、静止移行軌道(GTO)へは約13トンという当時トップクラスの打ち上げ能力を持ちます。2004年に初飛行し、国家偵察局(NRO)の偵察衛星など高度な機密ペイロードの輸送を主な任務としてきました。
また、オリオン宇宙船の無人探査飛行試験(EFT-1、2014年)でも使用され、有人宇宙飛行の準備にも貢献しました。
運用コストの高さや後継機への移行計画を受け、2024年に最終飛行を行い退役しました。
使い方・例文
デルタIVヘビーは、通常のロケットでは運べない大型の偵察衛星を静止軌道に投入するミッションに不可欠な存在でした。
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