デルタEとは?
でるたいー
デルタEとは、二つの色の知覚的な差異を数値で表す色差の指標で、値が大きいほど色の違いが目立つことを意味します。
デルタE(ΔE、Delta E)とは、二つの色がどれだけ異なって見えるかを数値化した色差の指標です。国際照明委員会(CIE)が定義する均等色空間(CIELABなど)を基にして計算され、人間の視覚の感度に近い形で色の差を定量的に評価できます。
ΔEの値の目安は次のとおりです。
- ΔE < 1:訓練された目でもほぼ感知できない差
- ΔE 1〜2:熟練者が微妙な差を感じる程度
- ΔE 2〜3:一般人でも注意すれば気づく差
- ΔE 3〜5:一見して誰でも分かる差
- ΔE > 5:明らかに異なる色と認識される
計算式はバージョンによって異なり、古いΔE76(CIE1976)から改良を加えたΔE94、さらに精度の高いΔECMCやΔE2000が開発されてきました。ΔE2000は現在もっとも広く使われる標準的な色差式で、青・赤などの彩度による知覚差異を補正しています。
デルタEは印刷・塗装・繊維・ディスプレイなどの色管理品質基準として活用されており、たとえばブランドカラーの再現精度や、モニターとプリンターの出力色の一致度確認に欠かせません。
使い方・例文
企業ロゴの印刷物を複数の印刷会社に発注する際、ΔE2000で3以下を合格基準とすることで、ブランドカラーのばらつきを許容範囲内に抑えられます。
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