デューイ (海軍提督)とは?
でゅーい
デューイ(海軍提督)とは、米西戦争のマニラ湾海戦でスペイン艦隊を壊滅させたアメリカ海軍の英雄的提督です。
ジョージ・デューイ(1837〜1917年)は、アメリカ海軍の提督です。バーモント州出身で海軍兵学校を卒業し、南北戦争にも従軍しました。19世紀後半にかけて海軍内でのキャリアを積み、1897年にはアジア艦隊司令長官に就任しました。
デューイの名を歴史に刻んだのは、1898年の米西戦争におけるマニラ湾海戦です。スペインとアメリカの開戦直後、デューイは即座にフィリピンのマニラ湾に展開し、スペイン艦隊を奇襲攻撃しました。この戦闘でアメリカ側の死者はほぼゼロであったのに対し、スペイン艦隊は壊滅的な打撃を受けました。
この勝利によりアメリカはフィリピンの実効支配を獲得し、太平洋への影響力を大幅に拡大しました。デューイは一躍国民的英雄となり、1899年にはアメリカ史上唯一の「海軍大将」(Admiral of the Navy)の称号を授与されました。
帰国後は大統領候補として取り沙汰されるほどの人気を誇りましたが、政治への転身は実現しませんでした。彼の活躍はアメリカが海洋覇権国家として台頭する転換点の一つとして評価されています。
使い方・例文
米西戦争やアメリカの帝国主義的拡張を扱う歴史の授業では、マニラ湾海戦の指揮官としてデューイの名前が必ず登場します。
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