本文へスキップ

デカルト座標系とは?

でかるとざひょうけい

デカルト座標系とは、互いに直交する数直線(座標軸)を基準として、空間上の点の位置を数値で表す座標系のことです。

デカルト座標系(Cartesian coordinate system)は、17世紀フランス哲学者・数学ルネ・デカルトが考案した座標系で、直交する複数の軸を使って空間上の点の位置を数値(座標)で表す仕組みです。

二次元のデカルト座標系では、水平方向のx軸と垂直方向のy軸が直角に交わる点を原点(0, 0)とし、任意の点の位置を(x, y)という数値の組で表します。三次元に拡張した場合は、さらにz軸が加わり(x, y, z)で位置を表現します。座標軸はすべて互いに直交(90度の角度)しているのが最大の特徴です。

デカルト座標系の活用場面は非常に広く、次のような分野で基盤となっています。

  • 数学:関数グラフの描画・幾何学的証明
  • 物理学:力や運動の解析・ベクトル計算
  • 工学・CAD:設計図・3Dモデリング
  • コンピュータグラフィクス:画面上の描画位置の管理
  • 地理情報システム(GIS):地図上の座標管理

デカルト座標系の登場によって、幾何学と代数学が結びつく「解析幾何学」が誕生し、その後のニュートン力学や微積分学の発展に大きく貢献しました。現代のあらゆる科学技術の計算の土台となっている概念です。

使い方・例文

中学校の数学でy=2x+1のグラフを方眼紙に描くとき、横軸がx、縦軸がyのデカルト座標系を使って点の位置を確認しています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語