デカルトとは?
でかると
デカルトとは、17世紀フランスの哲学者・数学者で、「我思う、ゆえに我あり」という命題で知られる近代哲学の祖です。
ルネ・デカルト(René Descartes、1596〜1650年)は、フランス生まれの哲学者・数学者・自然科学者で、近代西洋哲学の出発点を作った人物として広く知られています。
デカルトは哲学において方法的懐疑を用いました。これは、疑い得るものをすべて疑い、絶対に確かなものだけを真理の基礎とする方法です。感覚も夢も神も疑い得るとしながらも、「今まさに疑っている自分の思考だけは疑えない」として、「我思う、ゆえに我あり(Cogito, ergo sum)」という哲学史上最も有名な命題に到達しました。
また、デカルトは心と体を別々の実体とみなす心身二元論を提唱し、精神(思考する実体)と物質(延長する実体)を区別しました。この考えは近代の心身問題の出発点となり、現代でも議論が続いています。
数学においては座標幾何学(解析幾何学)を創始し、図形の問題を代数的に解く手法を確立しました。「デカルト座標」はその名に由来します。主著には『方法序説』(1637年)、『省察』(1641年)などがあります。
使い方・例文
「デカルトの『我思う、ゆえに我あり』は哲学の授業で必ず扱われる命題です」というように、哲学・思想の文脈で登場します。
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