ディーゼル動車とは?
でぃーぜるどうしゃ
ディーゼルエンジンを動力源として自走する鉄道車両で、電化されていない路線で広く活躍する列車です。
ディーゼル動車とは、ディーゼルエンジン(内燃機関)を搭載し、自ら動力を発生させて走行する鉄道車両のことです。電力を外部から供給する電車とは異なり、架線や第三軌条が不要なため、電化設備のない路線でも単独で運行できます。
仕組みとしては、ディーゼルエンジンで発生した動力を液体変速機(液体式)や発電機・電動機(電気式)を介して車輪に伝えます。液体式は構造がシンプルで保守が容易なため日本では広く普及しており、電気式はエンジンで発電してモーターを駆動するハイブリッド型に近い方式です。
ディーゼル動車は次のような場面で活躍します。
- 山岳地帯や過疎地など電化コストが見合わない路線
- 観光列車や急行列車として非電化区間を直通する運行
- 電化路線と非電化路線を乗り継ぎなしで結ぶ直通サービス
日本ではJR各社がキハ40系やキハ185系などを長年にわたって運用してきた歴史があります。近年は排ガス規制や省エネの観点から、燃料電池や蓄電池を組み合わせた次世代型への置き換えも進んでいます。非電化路線を維持する地域交通の要として、引き続き重要な役割を担っています。
使い方・例文
北海道や四国の非電化ローカル線では、ディーゼル動車が1〜2両編成で1日数本のダイヤを担う地域の足として活躍しています。
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