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テンモンドウとは?

てんもんどう

テンモンドウとは、東アジア原産のキジカクシ科の多年草で、根の肥大部(塊根)が漢方薬「天門冬」として利用される植物です。

テンモンドウ(天門冬、学名:Asparagus cochinchinensis)は、キジカクシ科(Asparagaceae)クサスギカズラ属の多年草で、ツルを伸ばして他の植物に絡みつきながら育ちます。中国日本・朝鮮半島・東南アジアに分布し、日本では主に西日本の海岸近くの草地や藪に自生します。

形態:葉のように見える扁平な緑の小枝(葉状枝)が特徴的で、本来の葉は退化して鱗片状になっています。茎にはとげがあり、細長いつる性の茎を伸ばします。花は夏に小さな白〜淡黄色の花を咲かせます。果実は球形で秋〜冬に赤く熟します。根には紡錘形に膨らんだ塊根が多数できます。

薬用としての利用:塊根を乾燥させたものが生薬「天門冬(テンモンドウ)」です。漢方では滋陰・潤肺・降火の効能があるとされ、空咳・痰のからみ・口渇・便秘などに用いられます。含まれる主要成分としてアスパラギン・ステロイドサポニンなどが知られています。

観賞用途:繊細な葉状枝が美しく、スマイラックスに似た雰囲気から観葉植物やフラワーアレンジメントのグリーンとしても使われます。

使い方・例文

漢方薬の処方や薬膳料理の材料として「天門冬」の名で登場します。フラワーアレンジメントでは細かい葉状枝をグリーン素材として利用することがあります。

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