テトラポッドとは?
てとらぽっど
テトラポッドとは、4本の突起を持つコンクリート製の消波ブロックで、波のエネルギーを分散・吸収して海岸や港湾を保護します。
テトラポッド(Tetrapod)は、フランスの企業ソクレア(SOGREAH)が1950年代に開発した消波ブロックの商品名です。4本の円錐状の突起が正三角形の頂点方向に伸びた独特の形状から名付けられており、日本では不動テトラ社が製造・販売しています。
形状の工夫と機能:テトラポッドの形状は、どの方向から置いても必ず突起がさまざまな角度を向くよう設計されています。複数を積み重ねると、突起どうしが噛み合って大きな空隙(すきま)を持つ安定した積み重ね構造を形成します。この空隙によって
- 波のエネルギーを乱流に変換して分散・吸収する
- 波の反射を防ぎ、海岸浸食を抑える
- 突起の噛み合いで台風や高潮時の波力にも崩れにくい
用途と日本での普及:日本の海岸線はリアス式海岸が多く、波の強い地域が広いことから、護岸工事や防波堤の根固め・被覆材として全国各地に設置されています。重量は小型のもので数百キログラムから、大型では数十トンに達するものまであります。
なお、テトラポッドは商品名であり、消波ブロック全般を指す一般名称ではありません。類似形状の消波ブロックも多数存在します。
使い方・例文
海岸の堤防や漁港の防波堤に積み上げられているコンクリート製の4本足のブロックがテトラポッドです。海辺を訪れると護岸上に並んでいる様子を見かけることができます。
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