テオブロミンとは?
ておぶろみん
テオブロミンとは、カカオ豆に多く含まれるアルカロイドの一種で、穏やかな覚醒・興奮作用と血管拡張作用を持つ化合物です。
テオブロミン(Theobromine)は、プリン塩基に属するアルカロイドの一種で、化学式はC₇H₈N₄O₂です。カカオ豆(テオブロマ・カカオ)に多量に含まれることからその名がつけられており、チョコレートやカカオ製品の主要な生理活性成分のひとつです。コーヒーや茶葉にも微量含まれていますが、カカオほどの含有量はありません。
カフェインと構造が似ていますが、中枢神経への作用はカフェインより穏やかで、持続時間が長いとされています。主な生理作用は以下のとおりです。
- 覚醒・気分向上作用:穏やかな気分の高揚やリラックス感をもたらす
- 血管拡張作用:血管を広げ、血流を改善する
- 利尿作用:腎臓での再吸収を抑制しわずかな利尿効果がある
- 気管支拡張作用:かつて喘息治療薬として用いられた歴史もある
人間にとっては比較的安全な物質ですが、犬や猫などの動物はテオブロミンを代謝する能力が低く、チョコレートの摂取が中毒症状を引き起こす危険があるため注意が必要です。近年の研究では、ハイカカオチョコレートの健康効果として心血管への好影響も研究されていますが、過剰摂取には注意が必要です。
使い方・例文
「ハイカカオチョコレートにはテオブロミンが豊富で、気分の向上や集中力サポートが期待できる」として健康食品の文脈で紹介されることがあります。
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