ツミとは?
つみ
ツミとは、日本で繁殖する最小のタカで、都市の公園や社寺林でも営巣することで知られる小型の猛禽類です。
ツミ(学名:Accipiter gularis)は、タカ目タカ科に属する小型の猛禽類で、日本で繁殖するタカ類の中では最も小さい種です。オスの全長は約27センチメートル、メスは約30センチメートルほどで、メスがオスより大きい逆転現象(性的二型)が見られます。オスは背面が青みがかった灰色で、胸・腹は白地に橙色の横縞が入ります。メスは背面が褐色で、横縞は茶褐色です。
ツミの生態上の特徴として、都市部への適応が挙げられます。かつては里山や森林に多く生息していましたが、近年は都市公園・神社の杜・街路樹などでも営巣例が増えており、バードウォッチャーや市民に身近な猛禽類となっています。
食性は主に小型の鳥類で、スズメやシジュウカラなどを空中で追い捉えます。また、大型の昆虫(トンボ・セミなど)も食べます。繁殖期には近くのカラスの巣材を奪ったり、カラスに対して威勢よく反撃する姿も観察されます。
繁殖は主に5〜7月で、樹上に小枝を積み上げた巣を作ります。卵数は3〜5個が一般的で、抱卵はほぼメスが行います。冬期は低地や南方への移動も見られますが、留鳥として同一地域に留まる個体もいます。日本ではほぼ全国に分布し、東アジアを中心に広く分布しています。
使い方・例文
「都市公園のケヤキにツミが営巣し、餌を持ち帰る親鳥と鳴き声を上げるヒナの様子をバードウォッチャーが連日観察していた。」
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