チャールズ・ド・ゴールとは?
ちゃーるずどごーる
シャルル・ド・ゴールとは、第二次世界大戦中にフランス抵抗運動を率いた将軍で、戦後フランス第五共和政の初代大統領を務めた国民的英雄です。
シャルル・ド・ゴール(Charles de Gaulle、1890〜1970年)は、フランスの軍人・政治家で、20世紀フランス史を象徴する最重要人物の一人です。リールの軍人家庭に生まれ、サン=シール陸軍士官学校を卒業後、第一次世界大戦でヴェルダンの戦いに従軍し捕虜となりました。
1940年、ナチス・ドイツがフランスを占領してペタン元帥率いるヴィシー政権が成立すると、ド・ゴールはロンドンへ亡命し、6月18日のラジオ放送でフランス国民に抵抗を呼びかけました。この「6月18日の呼びかけ」はフランス近現代史の重要な転換点として今日も記念されています。
戦後の主な業績は次のとおりです。
- 1944年、パリ解放後に臨時政府首班として帰国・政権樹立
- 1958年、アルジェリア危機を契機に復帰し、大統領権限を強化した第五共和国憲法を制定
- 1959〜69年、初代大統領として独自の「ゴーリスム」外交(米ソ双方から距離を置く独立路線)を推進
- NATOの統合軍事機構からの脱退(1966年)
- フランスの核抑止力(核の傘)整備の推進
ド・ゴールはフランスの国家主権と威信を最優先する思想で知られ、その政治哲学「ゴーリスム」は現代フランス右派の原点として今日も影響を持ち続けています。パリ国際空港はシャルル・ド・ゴール空港と命名されています。
使い方・例文
フランス政治や現代ヨーロッパ外交を学ぶ授業では、シャルル・ド・ゴールの「独自路線」外交が冷戦期の重要事例として必ず取り上げられます。
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