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チャンセロリアとは?

ちゃんせろりあ

チャンセロリアとは、カンブリア紀の海洋に生息した小型の棘皮動物に似た謎の多い古生物で、体表に骨片状の棘を並べた生物です。

チャンセロリア(Chancelloria)は、カンブリア紀(約5億4000万年前〜5億年前)の海に生息した、分類上の位置が長い間議論されてきた古生物です。カナダバージェス頁岩中国の澄江動物群など、カンブリア紀を代表するラーガーシュテッテン(保存状態の良い化石産地)から化石が発見されています。

チャンセロリアの体は袋状または円筒状で、表面に星形に放射する骨片(スクレライト)が規則的に並んでいます。この骨片は中空で、シリカ(二酸化ケイ素)でできていると考えられています。体長は数センチメートル程度の小型の生物で、海底に固着して生活していたと推定されています。

その分類については、カイメン(海綿動物)の仲間とする説、別の独立した動物門とする説など、さまざまな見解があります。骨片の構造が一部のカイメンに似ていることから海綿動物門に含める研究者もいる一方、カンブリア紀固有の独自の動物群とみなす意見もあり、現在も結論が出ていない謎多き生物です。

チャンセロリアはカンブリア爆発の多様な生物群の一員として、動物の進化の歴史を解明する上で注目される存在です。

使い方・例文

カンブリア紀の古生物を特集した展示や図鑑で、バージェス頁岩の不思議な生物のひとつとしてチャンセロリアが紹介されることがあります。

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