チャワンタケとは?
ちゃわんたけ
チャワンタケとは、茶碗のような椀型の形をした子嚢菌類のキノコの総称で、森の地面や枯れ木に発生します。
チャワンタケ(茶碗茸)は、子嚢菌門に属するキノコの一群の総称で、その名の通り茶碗や椀のような形が特徴です。傘を持つ一般的なキノコとは異なり、椀形・皿形・杯形などの形状をしており、胞子を形成する子実層が内側の凹面に広がります。
チャワンタケの仲間は分類学的にはチャワンタケ目(Pezizales)に属するものが多く、色は橙色・赤褐色・白色・黒色など種によってさまざまです。日本国内だけでも多くの種類が知られており、春から秋にかけて森の地面・腐植土・枯れ木・炭焼き跡などに発生します。
代表的な種類としては次のようなものが挙げられます。
- オオチャワンタケ:直径数センチになる比較的大型の種
- タマチャワンタケ:若いうちは球形で、成熟すると開いて椀型になる
- アカチャワンタケ:鮮やかな橙赤色が特徴的な種
多くの種は食用には適さず、毒性を持つものもあるため、野外で採集する際には種の同定に注意が必要です。生態系においては有機物の分解者として重要な役割を担い、森林の物質循環を支えています。
使い方・例文
春先の雑木林の地面に小さな橙色の椀型の物体が並んでいたら、それはチャワンタケの仲間である可能性が高く、菌類観察の入門として親しまれています。
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