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チャモロ人とは?

ちゃもろじん

チャモロ人とは、グアムおよびマリアナ諸島を原郷とするオーストロネシア系の先住民族で、独自の言語・文化を今日も継承しています。

チャモロ人(Chamorro)は、西太平洋に位置するグアムおよびマリアナ諸島(サイパン・テニアン・ロタなど)に暮らす先住民族です。オーストロネシア語族に属するチャモロ語を母語とし、その起源は数千年前に東南アジアからカヌーで移住した人々に求められると考えられています。

17世紀のスペインによる植民地化以降、チャモロ人は大きな文化的・人口的変動を経験しました。スペイン統治下でカトリックが広く浸透し、現在もキリスト教信仰はチャモロ文化の中核を占めています。その後、グアムはアメリカ合衆国の領土となり、第二次世界大戦では日本軍による占領も経験しました。マリアナ諸島(北マリアナ連邦)はアメリカの自治連邦区として現在に至ります。

チャモロ文化の主な特徴としては以下が挙げられます。

  • 母系社会的な家族制度と強い親族ネットワーク
  • チャモロ語の継承と復興運動
  • ラッテストーン(柱石)に代表される独自の古代建築文化
  • ファンデッドと呼ばれる共同体での相互扶助の慣習
  • 伝統的な編み物・彫刻・歌謡(カンタレス)

現代では、アメリカ国籍を持ちながらも先住民としての権利回復や文化復興を求める政治運動が続いており、チャモロ人のアイデンティティは今日も重要な議論のテーマとなっています。

使い方・例文

グアムの空港や観光施設では、チャモロ語のあいさつ「ハファ・アダイ(ようこそ)」が使われており、観光客が最初に触れるチャモロ文化のひとつになっています。

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