チャド湖とは?
ちゃどこ
チャド湖とは、アフリカ中央部に位置する大きな淡水湖で、チャド・ニジェール・ナイジェリア・カメルーンの4カ国が接していますが、気候変動と人口増加により急速に縮小しています。
チャド湖(Lake Chad)は、アフリカ中央部に位置する大規模な淡水湖で、チャド・ニジェール・ナイジェリア・カメルーンの4カ国にまたがる国際湖沼です。サハラ砂漠の南端に位置するサヘル地域にあり、周辺住民の生活用水・農業用水・漁業の重要な水源として機能してきました。
チャド湖はかつてアフリカ最大級の淡水湖の一つでしたが、20世紀後半以降に劇的に縮小しています。1960年代には約2万5000平方キロメートル以上の面積があったとされますが、2000年代以降は最盛期の1割以下にまで縮小したとの報告もあります。その主な原因は次のとおりです。
- サヘル地域の慢性的な干ばつと降水量の減少
- 農業・牧畜・人口増加による水の過剰利用
- 地球温暖化による気候変動
湖の縮小は周辺地域に深刻な影響を与えており、漁業や農業の衰退、食料安全保障の悪化、難民・移住者の増加、そしてボコ・ハラムなどの武装勢力が勢力を拡大する温床にもなっているとされます。
国連や周辺4カ国はチャド湖盆地委員会(LCBC)を通じて復元プロジェクトを推進しており、国際社会でも注目される環境・安全保障問題となっています。
基本データ
| 面積 | 1,540 km² |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
チャド湖の縮小は気候変動の影響を示す象徴的な事例として環境教育の教材にも使われており、衛星写真で比較すると数十年間の変化が一目瞭然です。
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