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サヘルとは?

さへる

ヘルアフリカ大陸のサハラ砂漠南縁に沿って東西に伸びる半乾燥地帯で、砂漠化と食料危機の問題を抱える地域です。

ヘル(Sahel)は、アラビア語で「岸・縁」を意味する言葉で、サハラ砂漠の南縁に沿って大西洋岸から紅海沿岸まで東西約5,000kmにわたって帯状に延びる半乾燥地帯を指します。セネガルマリブルキナファソ・ニジェール・チャド・スーダン・エリトリアなどの諸国にまたがります。

サヘルの気候は年間降水量が200〜600mm程度と不安定で、雨季と乾季のコントラストが激しい特徴があります。植生はステップ(短草草原)や疎林が主体で、農牧業が可能な「移行帯」として古くから人々の生活の場でした。

しかし20世紀後半以降、この地域は深刻な問題に直面しています。

  • 砂漠化の進行(過放牧・農地の過剰利用・気候変動が原因)
  • 慢性的な食料不足と飢饉の繰り返し
  • 人口増加に伴う環境負荷の増大
  • 政情不安・武装勢力の活動

一方で「グレートグリーンウォール」プロジェクトのように、植林と土地回復によって砂漠化に対抗する国際的な取り組みも進んでいます。サヘルは環境問題・開発問題・安全保障問題が複合する地域として、国際社会が注目するエリアです。

使い方・例文

アフリカの環境問題や地理の授業で、砂漠化と人道危機が重なる地域の事例としてサヘルが取り上げられます。

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