チャゴス諸島とは?
ちゃごすしょとう
インド洋中央部に位置する英領の群島で、軍事基地ディエゴガルシアの所在地として知られる諸島です。
チャゴス諸島(Chagos Archipelago)は、インド洋中央部に位置する約60の島々からなる群島です。現在はイギリスが英領インド洋地域(BIOT)として統治しています。
地政学的に特に重要なのは最大の環礁であるディエゴガルシアで、米英の大規模な軍事基地が置かれ、インド洋・中東・アジアをカバーする戦略拠点となっています。
歴史的背景として、チャゴス諸島はもともとモーリシャスの一部でしたが、1965年にイギリスがモーリシャス独立前に分離してBIOTを設立しました。その後、1960年代から70年代にかけて、島に住んでいたチャゴス人(イロワ人)が強制移住させられ、モーリシャスや英国に移送されました。この強制退去は後に国際的に批判を受けています。
主な争点と近年の動向は以下のとおりです。
- モーリシャスは長年にわたりチャゴス諸島の主権を主張してきた
- 2019年に国際司法裁判所がイギリスの施政を「違法」と勧告的意見で示した
- 国連総会でモーリシャスへの返還を求める決議が採択された
- 2024年にイギリスとモーリシャスが基地継続を条件に主権返還で合意する方針を発表した
基本データ
| 人口 | 3,000人 |
|---|---|
| 面積 | 63 km² |
出典:Wikidata
使い方・例文
国際ニュースで「チャゴス諸島の主権返還交渉」として報道される場合、英領インド洋地域の戦略的重要性と植民地時代の強制移住問題の両方が文脈となっています。
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