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ダパグリフロジンとは?

だぱぐりふろじん

ダパグリフジンとは、腎臓での糖の再吸収を阻害して尿から糖を排出させる2型糖尿病治療薬で、心不全・慢性腎臓病への適応も持つSGLT2阻害薬です。

ダパグリフジンは、SGLT2(ナトリウムグルコース共輸送体2)阻害薬に分類される薬剤です。腎臓の近位尿細管に存在するSGLT2を選択的に阻害し、血液中のグルコースが再吸収されるのを抑えることで、尿中に糖を排出させて血糖値を下げます。

インスリン分泌に依存しないメカニズムで作用するため、単独使用時の低血糖リスクが低いとされています。また、糖とともにナトリウムも排泄されることで利尿効果が生じ、体液量や血圧が低下する作用もあります。

大規模臨床試験(DECLARE–TIMI 58試験など)により、2型糖尿病患者における心不全による入院リスクや腎症悪化リスクの低減が示されました。こうした結果を受け、ダパグリフロジンは血糖降下薬としての用途にとどまらず、心不全(HFrEF・HFpEF)および慢性腎臓病(CKD)に対する治療薬としても適応が認められています。

主な副作用には、性器感染症、尿路感染症、体液減少による血圧低下などがあります。まれに正常血糖糖尿病性ケトアシドーシスが報告されており、手術前や絶食時には休薬が推奨されます。用量設定や使用可否は腎機能(eGFR)をもとに判断されます。

使い方・例文

慢性腎臓病を持つ患者が腎機能の悪化を遅らせる目的でダパグリフロジンを処方されるケースがあり、この場合は糖尿病の有無を問わず適応になることがあります。

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