タンブーラ(タンプーラ)とは?
たんぷーら
タンブーラ(タンプーラ)とは、インド古典音楽で伴奏に使われる、持続音(ドローン)を奏でるための長頸弦楽器です。
タンブーラ(Tambura / Tanpura)は、インド古典音楽において不可欠な長頸リュート型の弦楽器です。旋律や和音を弾くためではなく、演奏全体の基盤となる持続的な共鳴音(ドローン)を提供することを唯一の目的とした楽器です。
構造はひょうたんや木材を彫った大きな共鳴胴に長い棹が付き、通常4本(時に5〜6本)の金属弦が張られています。演奏者は弦を一本ずつ順番に弾き続け、途切れない持続音の流れを作り出します。弦の下に「ジーワ」と呼ばれる糸が置かれており、これが弦の振動を少し変化させ、インド音楽特有の豊かな倍音の響きを生み出します。
北インド(ヒンドゥスターニー)と南インド(カルナーティック)の両方の古典音楽で広く使われており、声楽・器楽を問わずステージの背後で奏者が演奏し続けるのが慣例です。
現代では電子タンプーラやスマートフォンアプリが普及し、手軽に同等のドローン音を得られるようになりましたが、生楽器の倍音の豊かさはいまも高く評価されています。
使い方・例文
インド古典音楽のコンサートでは、舞台の端でタンブーラ奏者が常に演奏を続け、ラーガ演奏全体の調律基盤となる持続音を提供しています。
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