タンクコンテナとは?
たんくこんてな
タンクコンテナとは、液体・気体・粉体などの流動性貨物を輸送するために設計されたタンク型の輸送用コンテナです。
タンクコンテナ(tank container)とは、液体・高圧ガス・粉粒体などの流動性を持つ貨物を安全に輸送するための専用コンテナです。一般的なドライコンテナが箱型の鋼製構造であるのに対し、タンクコンテナはフレーム(ISO規格の外寸を持つ鋼製枠組み)の中央に円筒形や楕円形のタンクを内蔵した構造をしています。
タンクコンテナが輸送する貨物の種類は多岐にわたります。
- 液体化学品:溶剤、酸・アルカリ類、食品添加物など
- 食品液体:ワイン、食用油、果汁濃縮液など
- 液化ガス:LPG、液化窒素などの低温液化ガス(クライオジェニックタンク)
- 粉粒体:セメント、穀物粉、合成樹脂ペレットなど
タンクは用途に応じてステンレス鋼やアルミ合金などが使われ、内部コーティングや加熱・冷却装置、圧力安全弁が設けられることもあります。ISO規格(主に20フィート相当)に準拠しているため、一般のコンテナ船やトレーラーと同じ設備で輸送・積み替えが可能です。
ドラム缶や専用タンカーに比べ、タンクコンテナはマルチモーダル輸送(海・陸・鉄道の組み合わせ)に柔軟に対応でき、残液のクリーニング後に繰り返し使用できる経済性・環境性から国際物流で広く普及しています。
使い方・例文
食品工場向けに海外から輸入する果汁濃縮液は、ドラム缶ではなくタンクコンテナに充填して船便で輸送されることが多く、コンテナのまま工場へ直送できます。
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