タモ材とは?
たもざい
タモ材とは、モクセイ科トネリコ属の広葉樹「タモ(水楸)」の木材で、野球バットや家具などに広く使われる強靭で美しい木目が特徴の材料です。
タモ材は、モクセイ科トネリコ属(Fraxinus)の落葉広葉樹から得られる木材で、日本では主に北海道・東北地方のヤチダモ(谷地梻)が利用されています。英語での同属の木材「アッシュ(Ash)」とほぼ同じ性質を持ちます。
タモ材の主な特性は以下のとおりです。
- 高い靭性:衝撃に強く折れにくい。曲げや振動を吸収する特性を持つ
- 美しい木目:年輪が明瞭で均一な縞模様の木目が現れ、板目・柾目どちらも美観に優れる
- 加工性:硬さと靭性のバランスがよく、切削・研磨・接着に適している
- 経年変化:使用とともに飴色に深みが増す
用途の幅は広く、スポーツ用品・家具・建材と多岐にわたります。特に野球バットの素材として長年使用されてきたことで知られており、プロ野球選手が使用するバット材としても有名です。家具分野ではダイニングテーブルやチェアの脚材・棚板などに多用され、北欧スタイルのインテリアとの相性も良いとされています。また床材(フローリング)や内装材としての使用も増加しています。近年は中国・ロシア産のタモ(トネリコ属)も流通しており、国産ヤチダモとともに市場を形成しています。
使い方・例文
木製野球バットの素材説明や、ナチュラルテイストの家具カタログで「タモ無垢材」という表記として目にすることが多い言葉です。
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