タスマニアデビルとは?
たすまにあでびる
タスマニアデビルとは、オーストラリアのタスマニア島に生息する世界最大の肉食有袋類で、獰猛な鳴き声で知られます。
タスマニアデビル(Sarcophilus harrisii)は、有袋目フクロネコ科に分類される哺乳類で、現存する最大の肉食有袋類です。現在はオーストラリアのタスマニア島にのみ野生で生息しており、オーストラリア大陸本土では約3000年前に絶滅したとされています。
体長は約55〜65センチメートル、体重はオスで最大12キログラムに達します。全体的に黒い毛並みで、胸や臀部に白い斑紋があります。頭部は大きく、顎の力は体の大きさに対して哺乳類の中でも非常に強力で、骨ごと肉を噛み砕きます。
その名「デビル(悪魔)」は、夜中に響かせる甲高い叫び声と、獰猛に餌に食らいつく姿からヨーロッパ人入植者が命名したとされます。主に死肉(スカベンジャー)を食べますが、生きた獲物を捕らえることもあります。
現在、タスマニアデビルは「デビル顔面腫瘍病(DFTD)」と呼ばれる感染性の腫瘍疾患によって野生個体数が大きく減少しており、絶滅危惧種(EN)に指定されています。保全プログラムとしてオーストラリア本土での再導入計画も進められています。
使い方・例文
タスマニア島の夜間ツアーでは、タスマニアデビルが複数個体で餌をめぐって鳴き声を上げながら争う姿を観察できることがあります。
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