ソルブ人とは?
そるぶじん
ソルブ人とは、ドイツ東部のラウジッツ(ラウジッツ地方)に古くから暮らすスラブ系少数民族で、独自の言語・文化を維持するヨーロッパ有数の先住少数民族です。
ソルブ人(Sorbs / Sorbians、ドイツ語:Sorben)は、ドイツ東部のブランデンブルク州とザクセン州にまたがるラウジッツ地方(ルサティア)に居住するスラブ系少数民族です。総人口は数万人程度で、上ソルブ人(ザクセン州南部)と下ソルブ人(ブランデンブルク州)に大別されます。
ソルブ語はスラブ語群に属し、ポーランド語・チェコ語と近縁です。上ソルブ語と下ソルブ語では語彙や文法に違いがあります。かつてはドイツ東部全域に分布していましたが、長年にわたるドイツ化(ゲルマン化)の圧力によって使用域は大幅に縮小しました。
現在、ドイツ連邦政府とザクセン州・ブランデンブルク州は、ソルブ人の文化・言語保護を法的に位置づけており、学校教育や公共機関での言語使用が認められています。ソルブ人は民族衣装・民謡・卵の装飾(ウシー・エッグ)などの伝統文化を保持し、イースター前の「ウシー行進」(馬に乗った騎士が復活祭を知らせる行事)は今も続けられています。
少数民族の権利保護・多言語共存の観点から、ヨーロッパにおける少数民族政策の好事例として取り上げられることがあります。
使い方・例文
ヨーロッパの少数民族問題を学ぶ授業では、ドイツ国内に暮らしながら独自の言語と文化を守るソルブ人の事例が紹介されることがあります。
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