センジュイソギンチャクとは?
せんじゅいそぎんちゃく
熱帯・亜熱帯の珊瑚礁に生息する大型のイソギンチャクで、クマノミ類の共生相手として知られる刺胞動物です。
センジュイソギンチャク(学名:Stichodactyla haddoni)は、イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科に分類される大型のイソギンチャクです。インド洋から太平洋の熱帯・亜熱帯域のサンゴ礁に広く分布し、日本では沖縄や南西諸島周辺の浅い海底に生息しています。
センジュイソギンチャクの特徴として、直径が大きいものでは50〜100cm以上に達する大型の体を持ちます。触手は短くて密に生えており、絨毯のような外観をしています。色彩はクリーム色・褐色・緑色などさまざまで、体内に光合成を行う褐虫藻(ゾオキサンテラ)を共生させているものも多く、その場合は浅い場所での光エネルギー活用が可能です。
生態的に最も注目される点はクマノミとの共生関係です。クマノミ類はセンジュイソギンチャクの刺胞毒に対して免疫を持ち、天敵から身を守るためにイソギンチャクの触手の中に住み着きます。一方のイソギンチャクはクマノミが持ち込む食物のかけらや排泄物を栄養として利用し、クマノミが外敵を追い払うことで保護される相利共生の関係です。
スキューバダイビングの人気スポットでは観察対象として人気が高い一方、採集・飼育には適切な環境が必要で、海水魚の飼育経験が求められます。
使い方・例文
ダイビング中に「サンゴ礁の砂地でセンジュイソギンチャクが広がり、その中でカクレクマノミが泳いでいる」という光景が見られます。映画『ファインディング・ニモ』に登場するイソギンチャクのモデルの一つとも言われます。
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