セレナイト(透石膏)とは?
せれないと
セレナイト(透石膏)とは、石膏(硫酸カルシウム水和物)の中で透明度が高く板状・柱状に結晶したものを指す鉱物です。
セレナイト(透石膏、Selenite)は、石膏(CaSO₄·2H₂O)の結晶形の一つで、透明〜半透明で繊細な板状・柱状の結晶として産出します。名前は月の女神「セレーネ(Selene)」に由来し、月光のような白い光沢に因んでいます。石膏自体は地球上で非常に一般的な鉱物ですが、セレナイトはその中でも特に透明度の高い結晶形を指します。
結晶系は単斜晶系で、硬度はモース硬度2と非常にやわらかく、爪で傷がつくほどです。劈開が完全で薄く剥がれやすく、長い柱状・板状の結晶はガラスのような透明感を持ちます。また繊維状のものは「サテン石膏(サティンスパー)」、細粒状のものは「雪花石膏(アラバスター)」と区別されます。
産地は世界的に広く、メキシコ・モロッコ・アメリカ・ロシア・イギリスなどが主要です。メキシコのナイカ鉱山では高さ数メートルに及ぶ巨大なセレナイト結晶が発見され話題になりました。
インテリアや精神的な実践(クリスタルヒーリングなど)の場で広く用いられ、ランプや置物・キャンドルホルダーとして加工されるほか、建築材料(石膏ボード)の原料としても石膏全般が重要な資源です。
使い方・例文
雑貨店やスピリチュアル系ショップで「月光の石」として白く透明な棒状のセレナイトが浄化グッズとして販売される場面でよく登場します。
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