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セルゲイ・パラジャーノフとは?

せるげいぱらじゃーのふ

セルゲイ・パラジャーノフとは、ソビエト連邦出身の映像詩人とも称される映画監督で、独創的な映像美で世界的に知られる人物です。

セルゲイ・パラジャーノフ(Sergei Parajanov、1924〜1990年)は、グルジア(現ジョージア)のトビリシ生まれのソビエト連邦の映画監督です。アルメニア系の家庭に育ち、ウクライナやアルメニアを舞台に、民族の伝統文化と詩的映像表現を融合させた独自の映画世界を作り上げました。

代表作『火の馬』(1964年)は、ウクライナの民俗文化を幻想的な映像で描いた作品で、国際映画祭で高い評価を受け、世界中の映画人に衝撃を与えました。続く『ざくろの色』(1969年)はアルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯を象徴的・絵画的な映像で表現した傑作として、映画史に燦然と輝く名作とされています。

ソビエト当局とたびたび対立し、政治的な理由で投獄されるなど、その創作活動は常に弾圧と隣り合わせでした。しかしそのような逆境の中でも独自のビジョンを貫き、タルコフスキーやゴダールなど多くの世界的映画監督に多大な影響を与えました。

彼の映画は物語よりも視覚的・詩的な表現を優先する「映像詩」の極致として、映画研究や芸術の分野で現在も高く評価されています。

使い方・例文

「パラジャーノフの『ざくろの色』はセリフよりも映像で語る独自スタイルで、世界の映画作家に多大な影響を与えた」というように、映画芸術を語る文脈で登場します。

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