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セラミックス基複合材料とは?

せらみっくすきふくごうざいりょう

セラミックス基複合材料とは、セラミックスを母材(マトリックス)として繊維や粒子などの強化材を組み合わせ、強度・靱性・耐熱性を高めた複合材料です。

セラミックス基複合材料(Ceramic Matrix Composite、CMC)とは、炭化ケイ素(SiC)・窒化ケイ素(Si₃N₄)・アルミナ(Al₂O₃)などのセラミックスを母材とし、繊維・ウィスカー・粒子などを分散させることで、単体セラミックスの最大の弱点である脆性(もろさ)を克服した複合材料です。

通常のセラミックスは耐熱性・硬度化学的安定性に優れる反面、衝撃や熱応力で突然破壊する「脆性破壊」が起きやすいという欠点があります。CMCではセラミックス繊維や金属繊維を組み込むことで、亀裂が進展しにくい構造を作り出し、破壊靱性を大幅に向上させています。

主な強化材の種類と特徴には以下があります。

  • SiC/SiC複合材料:炭化ケイ素繊維をSiCマトリックスに埋め込んだもので、航空機エンジン部品に使用
  • C/SiC複合材料:炭素繊維強化SiCで、宇宙機器・制動装置(ブレーキ)に利用
  • 粒子分散型CMC:粒子でマトリックスを強化する比較的製造しやすい形態

航空宇宙分野では、ジェットエンジンのタービンブレードや燃焼器への適用が進んでおり、金属部品と比較して大幅な軽量化・耐熱温度の向上が実現されています。今後はエネルギー分野や自動車の高温部品への応用も期待されています。

使い方・例文

「次世代航空機エンジンにセラミックス基複合材料製のタービンブレードを採用し、燃費効率を大幅に改善した」というように、航空・宇宙・素材工学の文脈で登場します。

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