セラフィナイトとは?
せらふぃないと
セラフィナイトとは、ロシア・シベリア産の深緑色を基調とする鉱物で、羽のような白い模様が美しい宝飾用の石です。
セラフィナイト(Seraphinite)は、クリノクロア(斜緑泥石)と呼ばれる鉱物の一種で、緑泥石グループに属します。最大の産地はロシアのシベリア地方、バイカル湖周辺のコルシュノフ鉱山であり、そこで採れる美しい標本が宝石・観賞石として世界的に流通しています。
最も際立った特徴は、深い緑色の地に白〜銀色の繊維状模様が羽のように広がる外観です。この模様は結晶内部の雲母様繊維構造に光が当たって生じるもので、見る角度によってシルクのような光沢(シャトヤンシー効果に近い輝き)を見せます。この羽のような模様が天使の翼を連想させることから、聖書に登場する炎の天使「セラフ(Seraph)」にちなんで命名されました。
鉱物としての性質は以下のとおりです。
- 硬度: モース硬度で約2〜2.5と比較的柔らかい
- 結晶系: 単斜晶系
- 色: 暗緑色〜明るい緑色で、白〜銀の繊維模様を伴う
- 光沢: 絹糸状〜真珠状
宝飾品としてはカボション(丸みを帯びたカット)に加工されることが多く、ペンダントやリングに用いられます。硬度が低いため傷がつきやすく、取り扱いや保管には注意が必要です。クリスタルヒーリングの世界では、変容や浄化を象徴する石として人気を集めています。
使い方・例文
宝石店やパワーストーンショップで、深緑色に白い羽模様が入った丸い石があれば、それがセラフィナイトです。産地がシベリアに限定されるため、流通量は比較的少なく希少性が高い石とされています。
この用語をシェア
最終更新: