セイタカアワダチソウとは?
せいたかあわだちそう
北アメリカ原産のキク科の帰化植物で、秋に黄色い花穂を咲かせ日本の河川敷や空き地に広く繁茂する多年草です。
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は、キク科アキノキリンソウ属に属する多年草で、学名はSolidago canadensis(またはS. altissima)。北アメリカ原産で、観賞用・蜜源植物として20世紀前半に日本に導入され、その後急速に日本各地に広がりました。
名前は「背が高く、花が泡立つように見える」ことに由来します。草丈は環境によって異なりますが、1〜2メートル超に達することも珍しくありません。花期は10〜11月で、茎の先端に黄色い小花が密集した円錐形の花穂を形成し、一面に群生した黄金色の景観は秋の野原の象徴的な風景となっています。
生態的には非常に旺盛で、地下茎で広がるほか、一株が数万個の種子を飛ばします。また、アレロパシー(他感作用)と呼ばれる、根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を分泌する性質を持ちます。これが急速な拡散と繁茂の一因とされています。
かつては花粉症の原因として誤解されることもありましたが、実際には虫媒花であり、花粉は風で飛ばないため花粉症の原因にはなりません。蜂蜜の蜜源として利用されるほか、近年は生態系への影響が見直され、分布は一部地域で落ち着いてきているとも言われます。
使い方・例文
秋になると河川敷や空き地に黄色い花穂が群生しているのを見かけますが、これがセイタカアワダチソウです。かつては「花粉症の原因」と誤解されましたが実際は虫媒花です。
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