アワとは?
あわ
アワとは、イネ科の一年草で、古来から日本を含むアジア各地で栽培されてきた雑穀の一種です。
アワ(粟)は、イネ科エノコログサ属に分類される一年草の穀物で、学名をSetaria italicaといいます。原産地は東アジアとされており、中国では約8000年前から栽培が始まったと考えられています。日本でも弥生時代以前から栽培が行われており、稲作が広まる以前の主要な食料のひとつでした。
アワの粒は非常に小さく、直径は1〜2mm程度です。色は黄色や白、赤など品種によって異なります。栄養面では、ビタミンB1・B2・鉄分・食物繊維が豊富で、現代では「スーパーフード」としても注目されています。グルテンを含まないため、小麦アレルギーを持つ人にとっても安心して食べられる穀物のひとつです。
主な利用法としては以下のものが挙げられます。
- 炊き込みご飯や雑穀米への混合
- お粥・リゾット風の料理
- 粉末にして製菓・パン材料として使用
- 鳥類の飼料(ヒエとともに代表的な飼い鳥用穀物)
近年、食の多様化と健康志向の高まりにより、アワをはじめとする雑穀の消費量が増えています。五穀のひとつとして日本文化の食の歴史に深く根ざした穀物であり、持続可能な農業の観点からも、乾燥や貧しい土壌にも対応できる作物として再評価されています。
使い方・例文
雑穀米を炊く際にアワをひとつかみ加えると、独特のほのかな甘みとプチプチとした食感が楽しめます。また、インコやカナリアなどの小鳥のエサとして、ペットショップでもよく見かける穀物です。
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