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エノコログサとは?

えのころぐさ

エノコログサとは、日本各地の道端や空き地に生えるイネ科の一年草で、ふわふわした穂が猫じゃらしとして子どもや猫に親しまれる雑草です。

エノコログサ(狗尾草)は、イネ科エノコログサ属の一年草で、学名をSetaria viridisといいます。日本全国の道端・河川敷・畑の縁・空き地など、日当たりのよい場所に広く自生する身近な雑草のひとつです。原産地はユーラシア大陸とされ、現在では世界各地に分布しています。

最大特徴は穂の形で、細長い刺毛(しもう)が密生した円柱形の穂が茎の先端につき、風に揺れる様子がイヌの尾(犬の尾)に似ていることから「エノコログサ(犬子草)」という名がつきました。穂は緑色から熟すにつれて黄褐色へと変わります。草丈は30〜70センチメートル程度で、夏から秋にかけて穂をつけます。

「猫じゃらし」という呼び名のほうが一般に知られており、穂を猫の前で動かすと猫が追いかけて遊ぶことから広まったニックネームです。子どもが手で持って振り回したり、田んぼの虫取りのついでに摘んで帰ったりと、日本の夏の原風景に溶け込んでいます。

植物学的には同属にアキノエノコログサ(秋に穂をつける)やキンエノコロ(黄金色の穂をもつ)などの近縁種があります。生命力が強く除草しても繰り返し生えてくるため、農家や家庭菜園では厄介な雑草として扱われる一方、民俗的・文化的には秋の野草として俳句の季語にもなっています。

使い方・例文

公園や川原を散歩していると足元にふわふわした穂が揺れているのがエノコログサで、摘んで猫の前で動かすと猫が目を輝かせて飛びついてきます。

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