スヴァールバル諸島とは?
すゔぁーるばるしょとう
スヴァールバル諸島は、ノルウェー領の北極圏に位置する諸島で、条約によって多くの国が活動できる特殊な国際的地位を持つ地域です。
スヴァールバル諸島(Svalbard)は、北極海に位置するノルウェー領の諸島群で、本土から北へ約800キロメートル離れた北緯74〜81度の北極圏に位置します。最大の島はスピッツベルゲン島で、行政の中心地ロングイェールビーンには約2,000人余りが居住し、世界最北の定住集落の一つとして知られています。
スヴァールバル諸島は1920年に締結されたスヴァールバル条約(パリ条約)によって特殊な国際的地位を持ちます。この条約によりノルウェーの主権は認められていますが、条約締約国の国民は自由に渡航・居住・経済活動(漁業・鉱業等)を行う権利を持っています。日本も条約国の一つです。
この地域の主な特徴を挙げると以下の通りです。
- 年間を通じて氷河や永久凍土が広がる北極的環境
- 白熊(ホッキョクグマ)・セイウチ・アザラシ・トナカイなどの野生生物が豊富
- 夏の白夜と冬の極夜という極端な日照条件
- スヴァールバル世界種子貯蔵庫(Global Seed Vault)が設置されている
スヴァールバル世界種子貯蔵庫は、世界各地の農作物の種を永久凍土の中に保存する施設で、文明の危機への備えとして国際的な注目を集めています。観光・科学研究・石炭採掘が主要な産業で、ロシアも条約に基づいてバレンツブルクという集落を維持しています。
基本データ
| 人口 | 2,668人 |
|---|---|
| 面積 | 61,022 km² |
出典:Wikidata
使い方・例文
スヴァールバル諸島は北極圏の自然が残る地域として科学調査の拠点になるほか、ホッキョクグマを見るエコツーリズムの目的地としても注目されています。
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