スモッキングとは?
すもっきんぐ
スモッキングとは、布にギャザーを寄せてひだを作り、そのひだを刺繍糸で装飾的に縫いとめる伝統的な手芸技法で、子供服やブラウスの胸元などに多く用いられます。
スモッキング(smocking)は、布にひだ(プリーツ)を均等に寄せてから、その折り山を刺繍糸で規則的に縫いとめて装飾する手芸技法です。「スモック(smock)」と呼ばれる農作業着の前身ごろに施されていたことが名前の由来とされています。
技法の手順は大きく二段階に分かれます。まず布に均等なひだを仮どめし(ギャザリング)、次にそのひだを刺繍糸でさまざまなステッチでとめていきます。代表的なステッチには次のものがあります。
- ケーブルステッチ:基本となるシンプルな縦縞状のステッチ
- ウェーブステッチ:波状の連続模様を作るステッチ
- ダイヤモンドステッチ:菱形の模様が並ぶ装飾性の高いステッチ
- ハニカムステッチ:蜂の巣状の模様でストレッチ性を持つステッチ
スモッキングの大きな特徴は、装飾と機能を兼ねている点です。ひだをとめることで布に伸縮性が生まれ、身体の動きにフィットします。19世紀のイギリスで工芸として洗練され、子供服の胸元や袖口に施された愛らしいデザインが広く知られています。現代でも手作り子供服・ワンピース・ブラウスの装飾として人気があります。
使い方・例文
手作りの子供用ワンピースの胸元に、カラフルな刺繍糸でスモッキングを施すと、ひだの伸縮を生かした可愛らしい仕上がりになります。
この用語をシェア
最終更新: