スビャトスラフ・リヒテルとは?
すびゃとすらふりひてる
スビャトスラフ・リヒテルとは、20世紀を代表するソ連出身のピアニストで、卓越したテクニックと深い音楽的洞察力で「世紀の巨人」と称された人物です。
スビャトスラフ・リヒテル(Sviatoslav Richter、1915年〜1997年)は、ウクライナのジトーミル生まれのソ連・ロシアのピアニストです。父親はドイツ系のオルガン奏者であり、音楽的な環境の中で育ちました。22歳で初めてピアノを本格的に学び始めるという異例の経歴ながら、その後短期間で国際的な評価を確立しました。
リヒテルは膨大なレパートリーを誇り、バッハからプロコフィエフに至るまで幅広い作曲家の作品を高い水準で演奏しました。特に次の作品での演奏が伝説的とされています。
- ショパン:練習曲・ソナタ
- ベートーヴェン:ピアノソナタ全集
- シューベルト:即興曲・ソナタ
- プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番(作曲者自身との共演)
冷戦時代のソ連という環境の中、西側への演奏旅行が長らく制限されていましたが、1960年以降に実現したアメリカ・ツアーでは聴衆と批評家に衝撃を与えました。晩年は小さな会場でのリサイタルを好み、名声よりも音楽そのものへの純粋な追求を貫いたことでも知られています。
使い方・例文
20世紀最高のピアニストを議論する際、スビャトスラフ・リヒテルはグレン・グールドやウラジミール・ホロヴィッツと並んで必ず名前が挙がります。
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