スパジモとは?
すぱじも
スパジモとは、マルタ・バレッタにある歴史的な廃墟建造物群のことで、未完成の教会跡をアート・文化空間として活用する複合施設です。
スパジモ(Spazju Kreattiv / Spazmo、正式にはSt. James Cavalier / Palazzo Spazjokreattivなど複数の施設を持つが、「スパジモ」の名で知られるのはIr-Razzett tal-Markiż / The Sacra Infermeria周辺のバレッタの廃墟教会跡地を指すことが多い)は、マルタ共和国の首都バレッタに位置する歴史的建造物です。
この建物はもともと16世紀に聖ヨハネ騎士団が着工した「聖フランシスコ・ザビエル教会」として計画されましたが、オスマン帝国の侵攻に備えた要塞建設が優先されたため工事は中断され、屋根のない状態のまま完成することなく歴史を刻みました。その後、火薬庫・病院・刑務所・劇場など時代ごとにさまざまな用途に転用されてきた変遷を持ちます。
現代では以下の用途で注目されています。
- 野外コンサートや映画上映の会場として使用
- 現代アートの展示空間・アート・フェスティバルの拠点
- 廃墟のままの石壁や開放的な空のある独特の空間美が評価される
マルタの文化遺産を象徴する場所の一つとして観光客にも人気があり、バレッタが2018年に欧州文化首都に選ばれた際にも重要な文化拠点として機能しました。
使い方・例文
旅行者がバレッタを訪れた際、スパジモの石造りの廃墟を背景に野外映画祭や音楽イベントを楽しむ体験ができ、独特の歴史的雰囲気が観光の目玉となっています。
この用語をシェア
最終更新: