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ストレス脆弱性モデルとは?

すとれすぜいじゃくせいもでる

ストレス脆弱性モデルとは、個人が持つ生物学的・心理的な脆弱性とストレス要因が重なったとき精神疾患が発症するという考え方のことです。

ストレス脆弱性モデル(ストレス‐ぜいじゃくせいモデル、Stress-Vulnerability Model)とは、精神疾患の発症説明するモデルの一つです。1977年にズービンとスプリングが統合失調症の研究で提唱したことが起源で、その後うつ病・不安障害・双極性障害など広範な精神疾患に応用されています。

このモデルの核心は、「脆弱性(vulnerability)」と「ストレス(stress)」という二つの要因の組み合わせにより発症が決まるという点です。脆弱性とは遺伝的素因や神経生物学的特性、幼少期の逆境体験などによって形成される個人の「発症しやすさ」のことで、ストレスとは生活上の出来事や慢性的なプレッシャーを指します。

モデルの特徴としては以下が挙げられます。

  • 脆弱性が高いほど、小さなストレスでも発症しやすい
  • 脆弱性が低くても、非常に大きなストレスがかかれば発症しうる
  • 支援や対処スキルによってストレスの影響を軽減できる
  • 一元的な原因論(遺伝か環境か)を超え、双方の相互作用を重視する

このモデルは、精神疾患を「本人の弱さ」として一方的に帰属させるスティグマを減らし、環境改善・社会的サポート・ストレス管理の重要性を示す枠組みとして、精神医療・福祉・教育の現場で広く活用されています。

使い方・例文

同じ職場のプレッシャーにさらされても発症する人としない人がいるのは、個人の脆弱性の違いによるものだとこのモデルは説明します。

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