スタースキーマとは?
すたーすきーま
スタースキーマとは、中央のファクトテーブルを複数のディメンションテーブルが取り囲む星形の構造を持つデータウェアハウス向けのデータモデル設計手法です。
スタースキーマ(Star Schema)は、データウェアハウスやデータマートにおけるテーブル設計の手法で、分析クエリの実行効率を高めることを目的とした非正規化されたデータモデルです。中央に置かれる「ファクトテーブル」と、それを取り囲む複数の「ディメンションテーブル」で構成され、図示するとまるで星のような形になることからこの名前が付いています。
構成要素の役割は以下の通りです。
- ファクトテーブル: 売上金額・数量・クリック数など、ビジネスイベントの計測値(メジャー)と各ディメンションへの外部キーを持ちます。行数が膨大になるため、細粒度のデータを蓄積します。
- ディメンションテーブル: 日付・商品・顧客・店舗など、分析の切り口(軸)となるマスターデータです。属性情報を豊富に持ち、行数は比較的少ないです。
スタースキーマの利点は、複雑なJOINを減らしてシンプルなクエリで集計できる点です。データベースのオプティマイザーがクエリを最適化しやすく、BIツールでのドラッグ&ドロップ分析にも適しています。類似する設計としてスノーフレークスキーマ(ディメンションをさらに正規化)がありますが、分析用途ではスタースキーマの方が一般的に高いクエリパフォーマンスを発揮します。
使い方・例文
小売業のDWHで「売上ファクトテーブル」を中央に置き、「日付ディメンション」「商品ディメンション」「店舗ディメンション」「顧客ディメンション」が周囲を囲むスタースキーマを設計することで、「2024年第3四半期の関東圏での商品カテゴリ別売上」のような多次元分析を効率よく実行できます。
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