データウェアハウスとは?
でーたうぇあはうす
データウェアハウスとは、経営判断や分析に使うために企業の各システムから収集・統合したデータを蓄積する大規模なデータ管理基盤のことです。
データウェアハウス(Data Warehouse、DWH)とは、企業内のさまざまな業務システム(ERPや販売管理・CRMなど)から収集したデータを統合・変換し、分析・レポーティング・意思決定支援のために最適化されたデータベース基盤です。IBMのビル・インモンによって1990年代に体系化された概念です。
データウェアハウスは、通常の業務用データベース(OLTP)とは異なり、大量の過去データを高速に集計・分析するOLAP(オンライン分析処理)に特化した設計が取られます。スタースキーマやスノーフレークスキーマと呼ばれるデータモデルが用いられ、事実テーブル(ファクトテーブル)と次元テーブル(ディメンションテーブル)を組み合わせて構成されます。
データウェアハウスの主な特徴を以下に挙げます。
- 統合性:複数ソースのデータを統一されたフォーマットで格納する
- 不変性:過去データを変更せず履歴として蓄積する
- 時系列性:時間軸での変化を追跡できる
- 分析最適化:集計クエリやBIツールとの連携に適した構造を持つ
Amazon Redshift・Google BigQuery・Snowflake・Azure Synapse Analyticsなどのクラウド型データウェアハウスが主流となっており、ペタバイト規模のデータを高速に処理できます。データマートやBIツールと組み合わせ、企業のデータ分析基盤の中核として機能します。
使い方・例文
小売企業が店舗・EC・コールセンターのデータをSnowflakeのデータウェアハウスに集約し、BIツールで売上トレンドや顧客行動を分析する構成が代表的な使い方です。月次・年次の経営レポートもこの基盤から生成されます。
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