スサとは?
すさ
スサは古代ペルシア帝国のアケメネス朝が王宮を置いた都市で、現在のイランに位置する世界最古の都市遺跡の一つです。
スサ(Susa、ペルシア語:شوش)は、現在のイラン南西部フーゼスターン州に位置する古代都市遺跡です。メソポタミア文明の影響を受けつつ独自の文化を育んだエラム人の都として紀元前4000年頃から栄え、後にアケメネス朝ペルシア帝国の重要な王都の一つとなりました。2015年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
スサの歴史は数千年に及びます。主な時代区分は次のとおりです。
- 先史時代〜エラム時代:紀元前4000年頃から集落が形成され、エラム王国の首都として繁栄
- アケメネス朝時代(前6〜4世紀):ダレイオス1世やクセルクセス1世が豪華な宮殿(アパダーナ)を建設。ペルセポリス・エクバタナとならぶ帝国の行政拠点となった
- ギリシャ・パルティア・ササン朝時代:支配者が変わりながらも都市としての機能を維持
スサは旧約聖書にも「シュシャン」として登場し、エスターやネヘミヤの書にその名が見えます。フランス主導の発掘調査によって、ハンムラビ法典の石碑や多数の楔形文字粘土板がこの地で発見されており、歴史研究において極めて重要な遺跡です。
使い方・例文
「古代オリエント史の授業でスサはアケメネス朝の王都として紹介された」「ハンムラビ法典はバビロンではなくスサで発掘されたことで知られる」といった文脈で使われます。
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