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スイギュウとは?

すいぎゅう

スイギュウとは、アジアに生息するウシ科の大型動物で、水田耕作や荷役に古くから利用されてきた家畜化された水辺を好む牛の仲間です。

スイギュウ(水牛、学名:Bubalus bubalis)は、ウシ科スイギュウ属に分類される大型の偶蹄目哺乳類です。南アジア・東南アジア・中国南部を原産地とし、現在はアジア・アフリカ・ヨーロッパ・南米など世界各地で家畜として飼育されています。

体重は300〜1200キログラム、肩高は1.2〜1.9メートルに達する大型動物です。特徴的な大きな角は後方に弧を描くように湾曲しており、オスはメスよりも太く長い角を持ちます。皮膚は暗灰色〜黒色で、汗腺が少ないため体温調節のために水浴びや泥浴びを頻繁に行います。「水牛」という名もこの習性に由来します。

家畜としての歴史は数千年に及び、アジアの農耕文化において水田の耕起・荷役・運搬など農業に欠かせない動物として重宝されてきました。力強く温和な性格で、湿地や水田のぬかるんだ地形でも力を発揮できる点がウシよりも優れています。乳の脂肪分が高く、モッツァレラチーズなどの原料にも使われます。

一方、野生のスイギュウ(アーニー)はインドやネパールに少数が残るのみで、IUCNの危急種(VU)に指定されています。野生個体は家畜との交雑や生息地の減少・密猟により、純血個体の数が急減しています。

使い方・例文

東南アジアの農村では、スイギュウが今も水田の耕起に使われており、その光景は伝統的な農業文化を象徴するものとして知られています。

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