ジーメンスとは?
じーめんす
ジーメンスとは、電気伝導度(コンダクタンス)のSI単位で、電流の流れやすさを表す単位です。
ジーメンス(記号:S)は、電気伝導度(コンダクタンス)のSI(国際単位系)組立単位です。1ジーメンスは、1ボルトの電圧を加えたとき1アンペアの電流が流れる導体のコンダクタンスとして定義されます。すなわち、電気抵抗の単位オーム(Ω)の逆数であり、1 S = 1/Ω(1 Ω⁻¹)と表せます。
コンダクタンスとは電気抵抗の逆の概念で、「電流の流れやすさ」を表します。抵抗が大きいほどコンダクタンスは小さく、抵抗が小さいほどコンダクタンスは大きくなります。
単位名は、ドイツの実業家・発明家であるヴェルナー・フォン・ジーメンス(Werner von Siemens、1816〜1892年)に由来します。彼は電信技術や電機産業の発展に大きく貢献した人物で、現在も世界的な電機メーカー「シーメンスAG」にその名が残っています。
ジーメンスは以下のような場面で使われます。
- 電子回路の設計・解析におけるコンダクタンスの計算
- 半導体デバイスの特性評価
- トランスコンダクタンス(gm)の単位(A/V = S)
- 電気泳動や電解質溶液の電気伝導度測定
日常的な電気計算では抵抗(オーム)の方が広く使われますが、並列回路の解析や電気化学の分野ではジーメンスが便利です。
使い方・例文
電子回路の教科書でコンダクタンスを計算するとき、「この素子のコンダクタンスは0.1 Sである」という形で使われます。
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