ジーグ(アイルランド)とは?
じーぐ(あいるらんど)
ジーグ(アイルランド)とは、アイルランドの伝統音楽と民俗舞踊に根ざした活発な複合拍子のダンスで、ケルト文化を代表する舞踊形式のひとつです。
ジーグ(Jig)とは、アイルランドおよびスコットランドなどケルト文化圏で発展した伝統的な舞踊と、その伴奏音楽を指す言葉です。16〜17世紀のヨーロッパ全土に広まったジーグ(Gigue)に起源を持ちますが、アイルランドでは独自の進化を遂げ、今日もアイリッシュ・ダンスやセッション演奏の核をなしています。
音楽的には主に6/8拍子や12/8拍子などの複合拍子で書かれ、跳ねるような軽快なリズムが特徴です。アイルランドのジーグには以下のような主な種類があります。
- シングルジーグ(Single Jig):6/8拍子の基本形
- ダブルジーグ(Double Jig):最も一般的な形式で均等な8分音符の動き
- スリップジーグ(Slip Jig):9/8拍子の優雅なリズムで女性が踊ることが多い
舞踊としてのジーグは、上半身をほぼ固定したまま足のステップワークを素早く繰り出すアイリッシュ・スタイルが有名で、ハードシューズを使うリールダンスと並んでアイリッシュ・ダンスを代表します。「リバーダンス」などの公演で世界的に知名度が高まり、アイルランドの民俗文化の象徴として親しまれています。
使い方・例文
アイリッシュパブのライブセッションでは、フィドルやティン・ホイッスルの演奏に合わせて、客席のそばでジーグのステップを踏むダンサーの姿が見られることがあります。
この用語をシェア
最終更新: